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注目されているCBDオイルが法規制されているのはなぜ?

CBDオイルは、日本においては、法的規制の問題があり、自国で原料を栽培したり、商品を製造する事は出来ません。
しかしそれでも、医療用途を中心に注目されている理由について紹介します。

CBDオイルが注目される理由

CBDオイルが注目される理由は、医療用途が幅広いためです。
現在分かっている時点でも、なんと250種類以上の疾患に効果があると言われています。

既存の治療薬では効果が薄い疾患や、既存の治療薬では副作用が強い疾患に対して、今後代替医療として処方が変わってくる可能性も秘めています。
そして高い効果を得る事が出来ますが、副作用は少なく依存性もないため、安心して摂取する事が可能です。

また販売されているCBDオイルは、本当に多種多様で、成分の配合がバラエティに富んでいます。
そのため個人の体調や症状に合わせて、自分に合った摂取量を見つけやすいと言えます。
そういう意味では、テーラーメイド医療が可能なのです。

CBDオイルの法的規制について

CBDオイルが注目される理由を知ると、今度はなぜこれほど有効的な植物が日本では法規制されているの?
そう疑問を持つ人も多いでしょう。
CBDオイルの原料である麻は、実は生前の日本では主要な農産物として生産されていました。
当時の日本では、麻を大麻として使用し中毒になるなどのトラブルは一切なく、民間薬や漢方薬として一般的に使用されていたのです。

ですが日本は敗戦し、1948年にGHQが「大麻取締法」を無理やり押し付けました。
そして戦後60年以上経過した現在でも、当時の大麻取締法の法規制により、CBDオイルの原料である麻を栽培する事も、麻を輸入して、CBDオイルの商品を製造する事も出来ないのが現状です。

国内でCBDオイルを使用しても問題ないか

CBDは大麻草に含まれた成分ですが、当然ながら国内では大麻の使用は法律で禁止されています。しかし、国内でもたくさんの人がCBDオイルを使用していますが、果たして違法性はないのでしょうか。これに関しては、いくつかの注意点さえ守れば問題なく使用することが可能となっています。

THCが3%未満なら合法的に使用できる

国内では、確かに大麻の使用は違法となっていますが、それはテトラヒドロカンナビノールであるTHCが3%以上含まれている製品が該当します。逆に言えば、THCが3%未満の製品であれば、国内でも合法的に使用することができるわけです。正規業者で販売されているCBDオイルは、THCの含有量が3%未満となっているので、そちらで購入すれば法に反することなく使用できます。

個人輸入はリスクが高い

ただ、正規業者から購入したCBDオイルであれば安全ですが、個人で輸入するとなれば一気にリスクは高まります。海外で販売されているCBDオイルは、当然ながらTHCを3%以上含んでいる可能性もありますし、そもそも認可を受けて営業しているとも限らないわけです。何より、個人輸入は証明書の提出なども必要となるので、かなりの手間がかかるためどちらにしてもおすすめはできません。

あくまでもサプリメントであることを忘れない

正規業者が販売しているCBDオイルは、もちろん大きな効果に期待することもできますが、海外で利用されているような医療大麻ではなく、あくまでもサプリメントであることを忘れないようにしましょう。そのため、効能に個人差があるのはもちろん、必ず症状や完治というわけでもないので、常にそのことを意識しながら使用していくことが大事です。

副作用に関しては心配ないのか

CBDオイルを使用する上で気になるのが、やはり副作用に関する部分でしょう。あくまでもサプリメントではありますが、海外で作られた製品ですし、国内では馴染みのない成分も含まれているので、副作用が生じるかどうかは気になる要素ではあります。

医療用には様々な副作用がありますが

まず、海外でよく用いられている医療用の大麻に関しては、様々な副作用があります。いろんな種類のカンナビノイドが含まれていることから、依存性もあり麻薬中毒を引き起こす可能性があります。それによって、意欲が低下したり精神状態が不安定になったり、記憶障害などを発症するケースもあったりします。

一方で、国内でも使用できるCBDオイルに関しては、少なくとも有害となる副作用が生じることはありません。研究結果でもそれは証明されていますし、その点では心配する必要はありません。ただし、口渇や眠気や食欲低下など、ごく軽度な副作用が生じる可能性はあるので、その点は覚えておくようにしましょう。

使用を控えた方がいい場合も

安全性の高いCBDオイルですが、状況によっては使用を控えた方がいい場合もあります。まず、何らかの病気を患っている場合、CBDの摂取によって健康被害をもたらす可能性もあるので控えるべきでしょう。また、実験で排卵への影響も確認されており、胎盤への保護機能が弱くなることも示されているので、妊娠中の使用も控えるのが望ましいです。

他にも、日常的に服用している薬がある場合、その効果を増大させる可能性があります。これに関しては、一概に悪影響を与えるわけではなく、むしろ効果の増大で有益となるケースもありますが、いずれにしても医師に相談した上で検討するのが推奨されます。

過度に心配をする必要はない

CBDオイルは、明らかに間違った使い方をしなければ大きなリスクが生じることはないので、過度に心配をする必要はありません。

CBDオイルの重度な副作用と軽度な副作用

CBDオイルは、大麻が原料となっているため、本当に使用しても大丈夫と不安を覚える人もいるでしょう。
しかし実際には、大麻が原料でもマリファナとは全くの別物です。
そのため安全性が高く、得られる効果が高いと医療業界、美容業界で注目されています。
ですが本当に安全なのか、副作用について紹介します。

CBDオイルには重度の副作用はない

CBDオイルは、海外では医薬品として使用されています。
そのため副作用の有無については、しっかりと調査されています。
そして厳しい調査の結果、血圧、心拍数、体温、血液の二酸化炭素の量などに対して、有害な影響を及ぼす事はありませんでした。

実際に30日間、CBDオイルの摂取を投与する調査でも、副作用が見られなかった事が報告されています。
なので大きく健康を損なうような副作用に関しては、一切心配する必要はないと言えます。

CBDオイルの軽度の副作用について

ただし個人差や摂取量によって異なりますが、CBDオイルを摂取して軽度な副作用が生じる人は存在します。
ではどのような副作用の症状が現れるのかというと、肝臓の薬物代謝の阻害、口が乾く、低血圧、眠気、疲労、下痢、食欲低下などの副作用が現れる可能性があります。

CBDオイルは、健康や美容目的で摂取するため、万が一摂取して体調を損なう事があれば、直ちに服用を中止して下さい。

また病気・疾患がある人は、自己判断で摂取せずに、医師に相談してからCBDオイルを摂取するようにして下さい。
ちなみにCBDオイルには、抗凝固剤の作用があるため、血友病の人は摂取してはいけません。
他にもパーキンソン病を悪化させる可能性があると懸念されているため、摂取しない方がいいでしょう。