CBDオイルは、大麻を原料に製造されています。
大麻というと向精神性が強く、中毒性が高いマリファナをイメージする人が多いかもしれません。
ですがマリファナのTHCと呼ばれる成分は違法薬物に属しますが、CBDオイルはTHCはごく微量しか含まれず、安全性の高い成分が配合されています。では摂取する事でどのような効果が得られるのか紹介します。

CBDオイルの効果

CBDオイルは、調節系に作用するため、様々な症状に効果があると注目されています。
ではその効果について紹介していきます。

不安緩和の効果

「不安緩和」の効果があり、不安を管理しストレスを軽減させる事が可能です。
そのためPTSDや不眠症に効果があります。

抗発作の効果

「抗発作」の効果があり、てんかんの治療薬として効果があるのでは？と現在研究が行われています。
実際に研究では、CBDオイルを投与したてんかんの被験者の4割近くの発作の軽減がみられました。
そのため今後、てんかん治療薬として医療現場で投与される日も近いかもしれません。

神経保護剤に有効

「神経保護剤」とは、神経変性疾患の患者に有効性があると考えられています。
神経変性疾患という言葉自体は馴染みがないかもしれませんが、アルツハイマーや脳卒中、パーキンソン病などが神経変性疾患に含まれます。
特に高齢化の社会では今後アルツハイマーや脳卒中が起こるリスクが高まるため、これらの治療薬の完成が望まれます。

痛みの軽減効果

「痛みの軽減」とは、実際に痛みの軽減をしている訳ではなく、抗炎症性の作用が痛みの軽減を促していると考えられています。
ですが痛みの管理が可能になるので、関節炎や慢性的な痛みに対して効果があります。

まだ、これも研究段階ですが、癌細胞の増殖を抑制する効果があると検討されています。
そして癌細胞の増殖を抑制する以外にも、癌になると痛みや不安を伴います。
その痛みや不安に対してもCBDオイルが効果があるので、総合的にがん治療への効果が期待されます。

日本でも多くの人が使用しているCBDオイルですが、具体的にどのような効果を得られるのでしょうか。実は、CBDオイルを使用することで得られる効果は、数え切れないほど存在すると言われており、本当に様々な効能があります。

痛みや炎症を緩和してくれる

CBDオイルで特に有名な効果として、痛みや炎症の緩和があります。伝達信号の抑制によって、痛みを感じづらくなることが証明されています。鎮痛剤と異なり、依存性が無いことも大きな魅力となっています。

精神状態を安定させられる

CBDには気持ちを落ち着かせたり、不安を和らげる効果があります。それによって、精神状態を安定させることができるので、仕事や人間関係などで悩みを持っている人にも効果的となっています。また、リラックス作用もあるので睡眠障害の人にもおすすめすることができます。

吐き気や発作を抑制する

また、慢性的な吐き気やてんかんによる発作を抑制する効果もあります。特に、てんかん患者に対して絶大な効果があったことが海外でも注目されており、現在もCBDを用いいた治療薬が開発されています。

様々な病気の予防にもなる

CBDオイルを使用することで、ガンや動脈硬化や喘息といった、様々な病気の予防にもなると言われています。これらはまだまだ研究段階なので、はっきりとした答えは出ていませんが、それ以外にもたくさんの効果があると予測されています。

CBDオイルの効果をしっかりと得るためには

CBDオイルの効果は、各個人の症状はもちろんですが、生活習慣や体質によっても実感できるまでに要する時間は異なります。そのため、焦らず地道に取り組んでいくことが重要となるので、用法と用量を守りながら使用していきましょう。